8月三八編 八戸市「初秋の種差海岸の楽しみ方」を調査してきました!

種差海岸の紹介

三陸復興国立公園内にある種差海岸。多種多様な植物を観賞できる日本でも珍しい場所ということで、今回は草花が美しい姿を見せる秋のおすすめスポットや、話題のグルメを求めて、雄大な太平洋の水平線がぐるりと見渡せる葦毛崎展望台から、種差海岸を代表する景勝地種差天然芝生地までの約6kmを探索してきました!

ポイント① 大須賀海岸×ウンランのコントラストに感動!

約2.3kmにわたって白い砂浜が続く広大な「大須賀海岸」。砂の上を歩くとキュッキュッと音が鳴る「鳴砂」の海岸で、これは不純物が少ない綺麗な砂浜の証だと言われているそうです。そんな砂浜に、この時期ひょっこり小さな黄色い花を咲かせているかわいい花が「ウンラン(海蘭)」。すみれのように小さな花なので足元に気をつけて探索してくださいね。海の青と黄色のウンランのコントラストに感動です!9月中旬までが見頃だそうなのでぜひ見つけてみてはいかがですか?

ポイント② 淀の松原×ハチノヘトウヒレン(種差固有種)は癒しのポイント!

岩礁地帯に沿って続く樹齢100年もの松の並木が清々しい「淀の松原」。木漏れ日がやさしく迎えてくれるその道の脇に見つけたのが「ハチノヘトウヒレン」。この花は、北上山地の特産種ナンブトウヒレンから独立した種差海岸の固有種なのだそう。ひょっこり咲いているその姿と松林の空間は、散策でちょっと疲れた心と体を癒してくれますよ。

ポイント③ 種差天然芝生地×種差スイーツに大満足!

そして最後のポイントは、荒々しい岩礁と波打ち際まで天然芝生が広がる青と緑のコントラストが絶景の「種差天然芝生地」。この芝生地でいただいたのは、探索のご褒美とも言える絶品スイーツ「塩ミルクジェラート」!今年5月にオープンしたミチル種差さんで販売されているこのジェラートは、なんと種差の塩を用いたここでしか食べられない逸品なんです!種差の風景や花、そして味まで楽しめたひとときに大満足でした!みなさんもぜひ種差海岸に行って見てはいかがですか?

<取材ご協力>

種差観光協会・種差インフォメーションセンター・ミチル種差・VISITはちのへ

<レポーター>

平沼 日菜子(ひらぬま かなこ)