「From O」~大鰐町から青森の新たな魅力を発信していく~
2024年12月20日

幼馴じみ3人がUターンし魅力発信カフェ「From O」を開業
県外就職していた坂本さん、山本さん、嶋津さんの幼馴じみ3人が、「大鰐町はこうしたらもっと面白くなる」という地元への熱い思いと語らいを重ね、共にUターンを決意し、2022年6月にスタートしたカフェ&バー「From O(フロムオー)」。お店の名前には「大鰐から青森の魅力を発信していく」という3人の思いが込められていました。
飲食業に決めたのは3人のキャリア((坂本さん)広告宣伝業・(山本さん)接客業・(嶋津さん)建築業)をうまく活かせると感じたからだそう。DIYでのお店造り、お店のメニュー作りはご家族の協力も得ながら3人でアイデアを形にしていったようです。
今では町内だけでなく町外のお客さまも多く来店されるよう。ちなみにお店の1番の人気メニューは「えびアボカドサンドイッチ」だそうです。
「大鰐ねぷた」の魅力を未来の子どもたちに伝えていきたい
カフェ営業をしながら3人がチャレンジしたのは、地元のお祭り「大鰐温泉ねぷたまつり」を盛り上げるためのクラウドファンディング。昔は30台近いねぷたが練り歩いていたのに、Uターン後には7台しか運行してないことに衝撃を受けたことがきっかけだそうです。
「自分たちが子どもの頃に感じたまつりのあの高揚感を味わってほしい」「たくさんの子どもにねぷたに参加する楽しさを知ってもらいたい」という思いで、町内や地域の垣根を超えた誰でも参加できる有志のねぷた会「ワンダーワンドねぷた会」を2023年1月に設立。
多くの方の支援を集め、目標額の100万円を2週間で達成。およそ60人もの参加者が集まり初陣は大成功だったそうです。
2年目となった今年も同世代の親子を中心に多くのみなさんの参加があったことで、思い描いていた姿に少しずつ近づいてきている実感があると語ってくれました。

大鰐町の新たな賑わい創出イベント「わぁんどすとりーと」
2023年9月には、お店の前の通りや空き地、空き店舗を活用したイベント「わぁんどすとりーと」を企画実施。親子で楽しめるワークショップと飲食店を中心にしたイベントで、初回2,000人の来場者があり、地元の方からも「昔の大鰐町の賑わいのようだ」との声も聞かれとてもうれしかったそうです。
2回目となった今年5月の開催では来場者は4,000人に。その中で新たに地元店舗連携によるラリー企画も実施したところ、およそ800人もの参加者で賑わったそうです。運営ボランティアには弘前大学の学生のみなさんの協力参加も。
これからは地域創生のため若い世代のイベント企画の人材育成にもつなげていけたらと夢は広がっているようでした。


「From O」~大鰐町から青森の新たな魅力を発信していく~
最後に青森に帰ってきて良かったことを伺うと、3人共に「新しいことにチャレンジすることを楽しみながら、大鰐町に少しでも貢献することがやりがい」と話してくれました。
様々な地域課題に取り組みながら~大鰐町から青森の新たな魅力を発信していく~という思いで邁進する「From O」の3人にこれからの大きな期待を感じさせていただきました。

<UIJターン者 プロフィール>
坂本洋治郎(さかもとようじろう)さん
神奈川県で大学時代を過ごし、東京の印刷会社に3年勤務。
小売業を営む実家のために2020年Uターン。
山本晴也(やまもとせいや)さん
北海道の大学を卒業後、東京でホテルマンとして勤務。
2021年に大鰐町にUターン。
嶋津将太(しまつしょうた)さん
千葉県の建設会社に就職。その後フリーランスの大工に。
2022年8月にUターン。
<取材ご協力>
カフェ&バーFrom O・ワンダーワンドねぷた会
<関連メディア>
インスタグラム「FromO」 https://www.instagram.com/from_owani/
インスタグラム「ワンダーワンド」 https://www.instagram.com/wonder_wando/
YouTubeチャンネル「ワンダーワンド」 https://www.youtube.com/@user-mj4pe6zc2m
<レポーター>
平沼 日菜子(ひらぬま かなこ)